世界で最も不可解な奇書 ヴォイニッチ手稿

ヴォイニッチ手稿とは?

地 域:1912年イタリアローマ近郊の寺院で羊皮紙の文書が見つかった。
発見者:アメリカの古物商ウィルフリッド・ヴォイニッチ
製作年代:1400年ごろ(2011年アリゾナ大学で放射線炭素年代測定による)
製作者:イギリスの哲学者ロジャー・ベーコン或いは錬金術師のエドワード・ケリーとする説がある。
サイズ:23.5cm×16.2cm×5cm
概 要:世界で最も不可解な文書。この手稿は約240ページ。様々な植物や人間、妖精、銀河などの図版がカラーで描かれている。また、文字が書かれているのだが、その文字は未解読の文字で全く読めないのである。

地球上に存在しない植物の絵や文字

この手稿は多くの言語学者や暗号解読のプロが挑戦し、今もなお解読できていないのである。絵についても謎が多く、地球上に存在しない植物の根や茎が描かれている。
描かれている絵や説明文は古代から筆写され続けられたともいわれている。存在しないものばかりではなく、存在するものも描かれているが、非常に細かく描かれており、これらは1600年ごろに発明された顕微鏡が必要なほどである。また、アンドロメダ銀河と思われる渦巻画も見つかっており、これも天体望遠鏡(1608年オランダのリッペルスハイが発明)がなければわからないことである。


解読に関するいろいろな説

今まで多くの人が解読に挑んできた。それぞれ、暗号説・人工言語説・セム語、コーカサス、ラテン語系、エイリアンのメッセージ説、ロマンス祖語説などがあり、2011年のネット掲示板に投稿されたパラレルワールドからの文書だという説まである。
人工言語とは、自然言語と対をなすものであり意図的に作成された言語でエスペラントが有名である。人口言語説はフリードマンの主張でありアプリオリ言語ではないかと考えた。アプリオリ言語とは、既存言語に基づかない語彙を持つ人工言語である。

ネットに投稿された「パラレルワールドの言葉と非常に酷似している」

前述したように2011年にネット掲示板(2ch)に奇妙なスレが立った。

以下要約すると、

イッチ(スレを立てた人)は小学校4年生の夏休みのあたりから、19歳までの記憶が2つあると話す。小学校に行ってた記憶もあるが行ってない記憶もあるということとだった。学校に行っていた記憶の方は現在の自分につながっていること、もう一つの記憶は4年生の夏休みに川で足を滑らせ流されたが言葉が通じない服を着ていないおじさんに助けられた。そこは不思議なところで家族とはぐれた場所を探してもどこにもなく、言葉の通じない人と暮らすことになった。言葉の読み書きも覚え、会話もできるようになったころあることがきっかけで死んでしまったが、気が付くとこの世界のベットの上で朝を迎えていたが、昨日学校に行っていた記憶と死んだ記憶の両方があった。
イッチが向こうの言葉を書いてみるとヴォイニッチ手稿に似てるという流れになり、イッチも読めるところがあると言い出し、掲示板は盛り上がった。しかし、最後にイッチは釣り(事実ではないうその話)宣言をして終わるのだが、そのあとスレ民たちで本当に釣りなのかなどいろいろな考察がなされている。

本当に釣りだったのだろうか?この話が本当のことであったならば、ヴォイニッチ手稿に書かれている文字はパラレルワールドの文字ということになるのでは?

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