パソコンの自作をやってみよう!!②

CPU

intel core i7 4770K 第4世代CPU

CPUとは、「中央演算処理装置」というもので、簡単にいうと、パソコンにおける頭脳の役割を持つパーツです。
大きく分けてintelとAMDというメーカーがあり、ハイエンドモデルからエントリーモデルまでいろいろな種類のCPUを出しています。
自作の際は自分の必要とするスペックと価格に応じてCPUのランクを決定するといい。

●INTEL

現在はエントリーモデルのCeleron、その上位版であるPentium、主力であるCoreシリーズがある。Coreシリーズはi9、i7、i5、i3とありi9が最上位でi3が最下位となります。
このCoreシリーズも現在は第12世代(2021年~)となってます。世代が変わるごとに性能がUPしています。

●AMD

RYZEN 9、7、5、3、Athronがあり、RYZEN9が最上位でRYZEN3が最下位版、エントリーモデルがAthronとなります。

CPUクーラー

CPUクーラーとはCPUの発熱を冷却することでCPUを正常に動作させるためのパーツです。
方式には2通りあって空冷と水冷があります。また、水冷には、本格水冷と簡易水冷があります。

本格水冷

本格水冷のパーツ

本格水冷は、ポンプ、リザーバー、チューブ(ハードとソフトがある)、フィッティング、などを使って冷却水を循環させ、冷却する方法ですが、難易度、費用ともに高くなってしまいます。

簡易水冷

簡易水冷    

簡易水冷は、CPU水枕とポンプが一体となったものにラジエータが接続され冷却水が循環する一体型のパーツになり、本格水冷に比べて難易度、費用ともに安価にできます。

空冷式

 空冷式クーラー

空冷式とは液体を使わず、金属製のヒートシンクとファンで冷却するタイプとなります。水冷クーラーに比べて、難易度、費用ともに安価にできます。冷却性能としては、本格水冷、簡易水冷、空冷の順となります。

メモリー

メモリー(DDR3 1333 2GB×2)

マザーボードに取り付けるメモリーのことで規格や速度、容量などの違いによりいろいろな種類があります。
(DDRは2000年ごろから2008年ぐらいまで、DDR2は2004年ごろから2012年ごろまで、DDR3は2007年ごろから2015年ごろまで、DDR4は2014年ごろから)

メモリーの規格

規格:メモリーチップとメモリーモジュールがあります。
DDR4-2666とかDDR4-3200などがメモリーチップであり、PC4-21300やPC4-25600などがメモリーモジュールと言われています。DDR5というメモリも出始めています。
速度:データ転送速度のことでDDR4-2666(PC4-21300)で2666MB/秒とかDDR4-3200(PC4-25600)で3200MB/秒などとなります。
速度が速いほど価格は高くなり、DDR4よりもDDR5の方が高価になってきます。DDR4かDDR5かは使用するマザーボードがどちらに対応しているかによりますが、intelの第11世代までとAMDのAM4ソケットのマザーボードまではDDR4対応となっています。intel第12世代からDDR4とDDR5対応のマザーボードが発売されています。
容量:Windows10(現在はWindows11)では最低8GBは欲しいところで、できれば16GBほしいですね。近年のマザーボードではデュアルチャンネル対応になっているため16GBなら16GBのメモリー1枚よりも8GBのメモリー2枚にした方が、8GBなら4GBのメモリー2枚の方が転送速度が速くなります。トリプルチャンネル対応というのもありますが限られたマザーとなるため気にしなくても大丈夫でしょう。

コメント